こんにちは、ヤマトです。
身に覚えのない当選通知が届くと、本物かどうか判断がつきません。
当選広場のアプリは、審査を通って配信されているものではなく、ホーム画面に追加させているだけでした。
つまり、アプリの中で出てくる当選金額は、運営が好きに表示できます。
ヤマト 私のLINEにも「アプリで1億円と出たけど本物ですか」という相談が届いています。
そして受け取りの段階で、コンビニでギフトカードを買うように言われます。
ギフトカードは番号を伝えた時点で相手に渡り、現金と違って追いかけられません。
すでに手続きを進めている方は、コンビニに行く前に一度声をかけてください。
当選広場はギフトカードを払わせる当選詐欺
当選広場は、当選金を受け取れるように見せかけて、ギフトカードを払わせる詐欺です。
入口になっているのは、ルーレット形式の広告ページです。

画面には「1等1億円」「2等6,000万円」といった金額が並びます。
参加賞まで用意されていて、外れがない作りです。
ヤマト 外れがない抽選は、抽選ではありません。
ルーレットの結果は誰が回しても同じ
抽選に見えますが、結果は最初から決まっています。
高額が当たったという演出を全員に見せて、次の画面へ進ませるための仕掛けです。
本当に当選者を選ぶ仕組みなら、外れた人には外れたと表示されます。
参加賞としてAmazonギフト券3,000円分も用意されています。
外れても何かはもらえる、という形にして先へ進ませる作りです。
大きい金額と小さい金額を並べると、1億円のほうまで現実味を帯びてきます。
実際には、どれを引いても受け取りの手続きへ進む一本道です。
そこからLINEへ登録させ、最後にギフトカードを買わせるところまでが一本の流れになっています。
ギフトカードの番号を伝えた時点で、そのお金は取り戻せなくなります。
申し込んでいない抽選で高額が当たることは、まずありません。
そもそも、こちらは応募も登録もしていない状態です。
相手はこちらの名前も口座も知らないのに、当選だけが先に決まっています。
順番が逆になっている時点で、抽選の体をなしていません。
ヤマト 詐欺と分かったうえで対策をして確認しています。同じことはしないでください。
その入口で使われているのが、アプリと呼ばれているものです。
LINEでできること
当選広場のアプリの正体はホーム画面への追加
アプリストアで配信されているアプリではなく、ブラウザの共有ボタンからホーム画面に追加させているだけでした。
案内には「当選☆広場」というアプリを入れるように書かれています。

追加したものを開くと、「最大18億円があたる」と大きく表示されます。
アイコンが並ぶので、見た目はアプリそのものです。
審査を受けたアプリなら配信元が表示される
App StoreやGoogle Playで配信されているアプリには、配信元の事業者名が必ず表示されます。
利用者はそこで、誰が作ったものかを確認できます。
当選広場が案内しているのは、その画面を一度も通りません。
誰が配信しているのかを確認する手段が、最初から用意されていないということです。
アプリストアを通していないので、審査もレビューも存在しません。
利用者が評価を書き込む画面もなく、過去の評判をたどれません。
問題が起きたときに配信を止める窓口も、どこにもない状態です。
ヤマト 配信元が分からないものを、アプリと呼んで入れさせているわけです。
ホーム画面に置かせるのは繰り返し開かせるため
ブックマークではなく、あえてホーム画面に置かせています。
アイコンが目に入るたびに、当選金のことを思い出す状態になります。
そのうえで開くたびに高額当選が表示され、受け取りを急かされます。
表示される金額は運営側が決めているので、何度開いても当たり続けます。
消したくなったときも、アプリの一覧からは削除できません。
ホーム画面のアイコンを長押しして取り除く形になります。
そもそもアプリではないので、端末には何も入っていないためです。
アイコンを消したいけれど手続きを止めていいか分からない、という段階でも構いません。
当選広場はお金配りと裏広告という言葉で登録させる
「お金配り」「裏広告に当選」という書き方で、LINE登録へ進ませる作りになっています。
広告ページには、案内役のQ&Aが載っています。

そこには「裏広告に当選したあなただけ」と書かれています。
裏広告という言葉に決まった意味はない
「大々的に告知されない特別ルートの情報です」と説明されています。
ただ、これは広告業界の用語ではありません。
意味が決まっていない言葉なので、聞き手はそれぞれ都合よく受け取ります。
ヤマト 定義のない言葉で特別扱いされているように感じさせるのが狙いです。
さらに「参加者の預金が急増し、テレビやネットメディアでも注目されています」とも書かれています。
どの番組でどう扱われたのかは、どこにも書かれていません。
局名も放送日も出てこないので、こちらから確かめる方法がありません。
本当に取り上げられたのであれば、その回を示すのが一番早いはずです。
示さないまま注目されているとだけ書くのは、印象を作るためです。
有名な話に見せているだけで、確かめられる形にはなっていません。
登録した先で待っているのが、グループLINEです。
当選広場に登録するとグループLINEへ案内される
LINE登録の直後にグループLINEへ入れられ、受け取れたという書き込みを見せられます。
グループの中では、参加者の声が次々と流れます。

書き込みの内容は「ホーム画面に追加したら簡単に受け取れた」というものです。
新しく入った人が、次の行動を迷わないようになっています。
グループには数十人が参加しているように表示されます。
ただ、実際に発言しているのは同じ数人だけ、という状態が続きます。
新しい人が入るたび、同じ順番の書き込みが繰り返されます。
質問を書き込んでも、返ってくるのは受け取りを促す一言だけです。
会話が続かないので、実際にやり取りしている相手はいません。
受け取れたという書き込みに共通する欠落
どの書き込みも、金額と喜びだけで終わっています。
振込元の名義、着金までの日数、手続きにかかった時間には触れられません。
本当に受け取った人なら、そこが一番話したい部分です。
肝心の部分が全員そろって抜けているのは、実際には受け取っていないからです。
ヤマト にぎわって見せて、自分も大丈夫だと思わせる作りです。
そして次の段階で、お金を求められます。
当選広場は本日中と急かしてギフトカードを買わせる
受け取りの登録料などと理由をつけて、コンビニでギフトカードを買わせ、番号を伝えさせます。
受け取り手続きのページには、期限の文言が繰り返し出てきます。

「受取期限は原則本日中です」と書かれています。
考える時間を与えないための書き方です。
本物の当選金であれば、受け取る側がお金を払う必要はありません。
ギフトカードは番号を伝えた時点で戻らない
ギフトカードは、コンビニで買って番号を伝えるだけで相手に渡ります。
銀行振込と違って、相手の口座も名前も残りません。
そのため、後から取り戻すことがほぼできなくなります。
銀行振込であれば、振込先の口座名義が手元に残ります。
口座が分かれば、金融機関へ連絡して凍結を求める道もあります。
ギフトカードにはその手がかりが何も残りません。
ヤマト 現金を封筒で渡すのと変わらない、というのが実際のところです。
しかも一度払うと、今度は別の名目でさらに請求されます。
手数料、税金、本人確認費用と、理由はいくらでも作られます。
指定されるのは、いつもコンビニで買える種類のカードです。
本人確認が要らず、買った直後に番号だけで使えるものが選ばれています。
銀行口座へ振り込ませれば名義が残るので、そこを避けているということです。
払ってしまったあとにできること
まず、これ以上お金を払わないことがいちばん大切です。
そのうえで、購入したギフトカードのレシートと、伝えた番号の記録を残してください。
未使用分が残っていれば、発行元へ連絡することで止められる場合があります。
国民生活センターも、SNSから届くもうけ話に繰り返し注意を呼びかけています。
同じように「お金を配る」と称してLINEへ誘導する手口は、以前調べたバラマキプロジェクトでも確認しています。
どこに連絡すればいいか分からないときは、状況を送ってもらえれば一緒に整理します。
当選広場の口コミは運営が用意した声だけ
「受け取れた」という声は運営側の案内内にしかなく、第三者の報告は見つかりませんでした。
案内ページには、好意的な感想が並んでいます。

「5000万の当選金も受け取れた」といった書き込みが続きます。
否定的な声は1件も混ざっていません。
受け取りに時間がかかった、手続きが分かりにくかった、といった不満も出てきません。
実際のサービスであれば、良い感想と細かい不満が必ず混ざります。
全部が同じ方向を向いているのは、書いた人が同じだからです。
第三者による受け取り報告は見つからない
SNSや掲示板を調べても、当選広場で実際に受け取れたという報告はありませんでした。
出てくるのは「これは詐欺ではないか」という不安の声です。
私のところにも、受け取り方が分からないという相談が届いています。
受け取れたという報告は、これまで一度もありません。
年配の方を安心させる書き方も使われています。

「年配の私でも簡単に受け取れた」という一文が置かれています。
ヤマト 不安になりやすい層に向けて、狙って書かれた一文です。
本物の高額当選には、決まった手続きがあります。
宝くじであれば、当せん者は金融機関の窓口で本人確認を受けます。
その場で書類を書き、指定した口座へ振り込まれる流れです。
コンビニでギフトカードを買う工程は、どこにも出てきません。
本当に1億円を配れるなら、広告費をかけて他人に配る理由がありません。
残るのは、誰が配っているのかという点です。
当選広場の運営情報は確認できない
運営者の名前も所在地も示されておらず、当選金を配れる裏付けも確認できませんでした。
説明の中には、公的な響きの言葉が使われています。

「認定NPO法人が認めるパーソナルなベーシックインカム」と書かれています。
認定NPO法人という言葉が団体名の代わり
認定NPO法人は、所轄庁の認定を受けた法人を指す制度上の呼び方です。
認定を受けていれば、法人名も所在地も公開されています。
当選広場の案内には、その法人名がどこにも出てきません。
制度の名前だけを借りて、実体のある団体に見せているということです。
ベーシックインカムという言葉も同じ使われ方をしています。

国が導入を決めた事実はなく、受け取りが決まっている人もいません。
案内のどこを開いても、特定商取引法に基づく表記が出てきません。
事業者名、所在地、連絡先を書いた画面が用意されていない状態です。
問い合わせ先がないので、払ったあとに連絡を取る方法も残りません。
消費者庁も、インターネットで届く話をうのみにしないよう呼びかけています。
- 申し込んでいない抽選で高額当選を見せかける
- アプリはホーム画面への追加で、配信元が確認できない
- グループLINEの「受け取れた」という声は運営側の案内内にしかない
- 受け取りにギフトカードでの支払いを求めてくる
- 「本日中」と急かして考える時間を与えない
- 認定NPO法人という言葉を使いながら法人名を示さない
ここまでの内容をまとめます。
当選広場には関わらないこと
調べた内容をひととおり並べます。

調べた結果は、次のとおりです。
- ルーレットは全員に高額当選を表示する演出
- アプリはホーム画面への追加で、配信元を確認できない
- グループLINEの受け取り報告は金額と喜びだけで中身がない
- 受け取りと称してギフトカードを買わせ、番号を伝えさせる
- 運営者の名前も所在地も示されていない
当選広場には関わらないでください。
すでにギフトカードを買ってしまった方は、これ以上払わないことを最優先にしてください。
追加で払えば取り戻せる、という説明が来ても応じないでください。
一度でも払った人は、次の相手に名簿として渡ることがあります。
別の名前で似た話が届いたときも、同じ流れだと考えて構いません。
レシートと伝えた番号を残しておけば、後から状況を説明するときに役立ちます。
自分の状況をどう説明すればいいか分からないときは、そのまま送ってください。

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