こんにちは、ヤマトです。
今回は、「トライアルSTEP」という名前で案内される副業を調べました。
広告ページには「完全無料でスタート可能」と大きく出ています。
ただ、その先で案内される中身は、AIの副業ではありませんでした。
トレンドトラッカーは競馬の情報サービスで、私はおすすめしません。
ヤマト 私のLINEにも「無料と書いてあったのにお金の話になった」という相談が届いています。
「トレンドトラッカー 副業」で検索しても、返ってくるのは一般的な説明だけです。
あなたが今どこまで案内を受けていて、進めていいのかどうかまでは出てきません。
申し込む前の方も、もう連絡が来ている方も、今の状況をそのまま送ってください。
トレンドトラッカーの副業は競馬の情報サービス|結論
トレンドトラッカーは競馬の予想を受け取るサービスで、副業のつもりで申し込むのはやめてください。
無料の広告ページから申し込みページまで、実際に自分で確認しました。
まず、広告ページの先頭がこちらです。
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見ての通り、「老若男女問わず誰でも参加可能」とは書いてありますが、何をして稼ぐのかは1文字も出てきません。
仕事の中身が出てくるのは、申し込みが終わって案内が届いたあとです。
ヤマト 申し込む前に競馬だと分かる場所が、広告ページの中には見当たりませんでした。
会社そのものは実在します。
登記も確認できました。
申し込みページ側の特定商取引法(ネット販売のルール)の表記には、住所も電話番号もそろっています。
そこは正当に評価すべき部分です。
ただ、無料で表示されている広告ページのほうは、書かれている数字も、事業者の表記も合いません。
無料で試せること自体が悪いわけではありません。
引っかかるのは、無料のうちに出している数字と、お金を払う段階の数字がつながっていないことです。
たとえば実績の年が、同じページの中で2023年と2025年に分かれています。
「もう電話番号とメールアドレスを送ってしまった」という段階でも、遠慮なく声をかけてください。
私が確認した範囲で、いま何が起きているところなのかを一緒に整理できます。
トライアルSTEPの広告が出している数字を確認する
広告ページで前に出ている数字は、収益率と回収率の2つです。
まず「サービスの強み」として並んでいたのが、この4つでした。
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「平均収益率:110〜250%」とあり、その下に小さく「(2025年実績)」と入っています。
ところが、同じページの少し下にある比較表では、別の数字が出てきます。
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こちらは「130〜180%」で、注記は「2023年の実績を基に」でした。
ページ下のよくある質問にも「2023年実績では回収率130〜180%を達成しています」と出てきました。
ヤマト 同じページの中で、実績の年も数字も入れ替わっています。
2023年の実績を出せる状態ではない
この「2023年実績」が、いちばん引っかかった部分です。
運営会社の合同会社こころ整理社は、国税庁の法人番号公表サイトで令和7年8月29日に法人番号が指定されています。
西暦にすると2025年8月です。
2023年の時点では、この会社はまだ登記されていません。
広告ページが置かれているサイトのドメインも、登録されたのは2026年7月30日でした。
会社ができる2年前の実績を、できる3年前に取得したサイトで出していることになります。
もちろん、代表者が個人で運用していた記録という説明はありうると思います。
ただ、そう書いてあるわけでもありませんでした。
誰でも参加できるという書き方も合っていない
もうひとつ、申し込みフォームで気になった点があります。
申し込みフォームの年代欄は、こうなっていました。
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いちばん上の選択肢が「18〜19歳」から始まっています。
一方で、お金を払う側の申し込みページの利用規約には、20歳に達していない人は利用できないと書かれていました。
無料の入力欄では受け付けて、有料の規約では断る形になっています。
このズレを頭に置いて、申し込んだあとに何が届くのかを見てください。
トライアルSTEPに申し込むと届く案内の中身
申し込みから先の流れは、広告ページ側に3ステップとしてまとめてありました。
その3ステップがこちらです。
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「届いた案内に従って副業をスタート」とだけ書かれていて、案内の中身には触れていません。
私のところに届いている相談では、申し込みのあとに「トライアルSTEP」という名前のLINEから連絡が来ています。
そこから先が、競馬の話になります。
ヤマト 広告の段階では競馬という言葉が出てこないので、ここで戸惑う方が多いです。
作業は週2回15分で完結すると書かれている
作業の中身は、広告ページのよくある質問に書いてありました。
その回答部分がこちらです。
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「週2回、弊社スタッフの指示に従い1回あたり約15分程度の作業で完結します」と書いてあります。
指示された買い目を、指示されたとおりに買う。
競馬の情報サービスだと分かってから読み直すと、この15分がそのまま馬券を買う時間だと分かります。
お金は自分の口座から出ていく
もうひとつ、同じ質問欄に大事なことが書かれていました。
収益の入金先について答えている部分がこちらです。
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「お客様ご本人の銀行口座に直接入金されます」とあります。
ここは正直な書き方だと思います。
ただ、入ってくる口座が自分の口座ということは、出ていく口座も自分の口座です。
馬券の代金は、こちらが自分で用意します。
その金額がいくら必要なのかは、広告ページと申し込みページのどちらにも書かれていません。
ヤマト 稼げる額の話は山ほどあるのに、いくら賭けるのかの話だけが抜けています。
では、実際にいくら請求されるのか。
トレンドトラッカーの料金は無料から247万5,000円まで11段階
申し込みページには、プランが11個並んでいます。
いちばん上が、広告ページで案内されている無料のプランです。
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Free1Week-WEBという名前で、システム構築費は「1週間限定無料」となっています。
もらえるのは枠連・馬連3点の買い目だけで、サポート期間は0日、想定収益の欄は空欄でした。
そのすぐ下から、金額が入ります。
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いちばん安いプランで4万4,000円、サポート期間は10日間です。
そして、いちばん高いプランがこちらでした。
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247万5,000円です。
11番目のプランは金額そのものが書かれておらず、別途問い合わせとなっていました。
ヤマト 上限が公開されていない値段表は、あまり見かけません。
想定収益はシステム構築費の1.3倍で並んでいる
各プランには「想定収益」という金額が併記されています。
主なプランを並べると、こうなります。
| プラン | システム構築費 | 想定収益 |
|---|---|---|
| TT-No.1-WEB | 4万4,000円 | 5万7,200円 |
| TT-No.5-WEB | 57万2,000円 | 74万3,000円 |
| TT-No.10-SYSTEM | 247万5,000円 | 346万5,000円 |
この数字がどう計算されたのかの説明は、どこにもありませんでした。
ただ、どのプランでも想定収益がシステム構築費のちょうど1.3倍から1.4倍になっています。
構築費と同じ額を馬券に使ったときの払戻額として置くと、この数字がそのまま出ます。
ちなみにカードに書かれている「想定回収率120%〜」を割り算で確かめると、実際には130%と140%でした。
そう読むと、4万4,000円のプランで手元に増えるのは1万3,200円です。
先に払った4万4,000円は、そこからは戻ってきません。
247万5,000円のプランでも同じで、増えるのは99万円、払った247万5,000円は別に消えています。
お金をかけて仕組みを買うこと自体は悪くありません。
問題は、この表のとおりに進んでも構築費を取り返せない形になっていることです。
サポート期間が終わると月額に自動で切り替わる
料金はここで終わりません。
特定商取引法に基づく表記には、月額についてこう書かれていました。
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赤枠のとおり、解約の通知がなければ自動で月額に移りますと書かれています。
月額は、プランによって1万9,800円から3万9,600円です。
ここで4万4,000円のプランに戻ってみます。
サポート期間は10日間で、解約の通知は「サポート期間終了の1週間前まで」。
申し込みから3日で、続けるかどうかを決めないと月額が始まる計算です。
10日間の期間のうち、判断に使えるのは3日しかありません。
ヤマト 競馬は毎週土日なので、3日だと1回分の結果も見られない週があります。
さらに、途中で解約した場合も日割りでの返金は行わないと書かれています。
「もう振り込んでしまった」「これ以上払う前に止めたい」、どちらの段階でも聞かせてください。
カード払いなら支払いを止められる場合があるので、そのやり方も私からお伝えします。
トレンドトラッカーの競馬で回収率130%は出せるのか
この数字を出し続けるのは、かなり厳しいです。
ここは競馬のルールの話なので、公的な数字で確かめます。
JRAが公表している払戻率は77.5%
日本中央競馬会は、馬券の種類ごとの払戻率を公開しています。
JRAの馬券のルールのページによると、払戻率は次のとおりです。
| 馬券の種類 | 払戻率 |
|---|---|
| 単勝・複勝 | 80.0% |
| 枠連・馬連 | 77.5% |
| 3連複 | 75.0% |
| 3連単 | 72.5% |
払戻率77.5%というのは、買われた馬券の合計のうち77.5%が払い戻しに回るという意味です。
つまり、買い続けた人全体の平均は77.5%に近づきます。
130%を出し続けるということは、その平均を50ポイント以上も上回り続けるということです。
できないとは言いませんが、それができるなら人に売る理由がありません。
ヤマト 本当に130%が出るなら、自分で回したほうが早いはずです。
高いプランほど払戻率の低い買い目になる
もうひとつ、プランの中身を見ていて気になった点があります。
安いプランと高いプランでは、渡される買い目の種類が違います。
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いちばん安いプランは枠連・馬連3点だけです。
247万5,000円のプランになると、3連複と3連単が加わります。
先ほどの表に戻ると、枠連・馬連の払戻率は77.5%、3連単は72.5%でした。
金額を上げるほど、公表されている払戻率が低い買い目に移ることになります。
当たったときの金額は大きくなりますが、平均は下がります。
このあたりを説明した記述は、申し込みページにはありませんでした。
トライアルSTEPの特定商取引法に住所と電話番号がない
無料の広告ページ側の表記は、法律が求めている項目を満たしていません。
広告ページの下にあるリンクから開いた表記が、こちらです。
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赤枠のとおり、販売事業者の欄は「トライアルSTEP」で、書かれているのはこの4項目だけです。
所在地と電話番号の欄がありません。
特定商取引法 第11条は、通信販売の広告に事業者の氏名、住所、電話番号を表示するよう定めています。
消費者庁の通信販売についての解説ページにも、この3つは広告に必要な表示として挙げられています。
請求があれば遅滞なく知らせるという断りを書けば省略できますが、その一文も見当たりませんでした。
ヤマト 名前とメールアドレスだけでは、何かあったときに連絡の取りようがありません。
申し込みページの表記とは事業者名まで違う
同じサイトの中でも、お金を払う側のページは表記が違います。
申し込みページ側の表記がこちらです。
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こちらは合同会社こころ整理社で、住所も電話番号も入っています。
責任者の名前は両方とも同じでした。
| 確認したページ | 事業者名 | 所在地と電話番号 |
|---|---|---|
| 無料の広告ページ | トライアルSTEP | なし |
| 申し込みページ | 合同会社こころ整理社 | あり |
同じ運営で、同じ責任者で、同じサイトの中です。
それでも、無料で申し込む段階では会社名すら分からない形になっています。
では、その会社はどういう会社なのか。
トレンドトラッカーを売る合同会社こころ整理社を調べた
会社そのものは実在します。
国税庁の法人番号公表サイトで検索した結果がこちらです。
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法人番号7020003029251で、所在地は特定商取引法の表記と一致していました。
同じページの変更履歴情報を見ると、法人番号が指定されたのは令和7年8月29日で、その後の商号変更や所在地変更はありません。
登記の面では、隠しているところは見当たりませんでした。
ヤマト 会社が実在することと、売っている中身が妥当かどうかは別の話です。
会社の事業内容に競馬情報サービスがない
その会社のサイトも見ました。
会社概要の部分がこちらです。
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事業内容は営業代行、ウェブサイト制作及び運営、広告代理店業務、Webコンサルティング業務の4つです。
競馬情報サービスも、副業の提供も入っていません。
会社の顔として出しているのは、あくまで広告と制作の会社です。
ヤマト 売っているものが会社紹介に載っていないのは、少し不自然に感じました。
システムを持っているのは別の会社
申し込みページの利用規約に、もうひとつ大事な記載がありました。
トレンドトラッカーの権利について書かれた部分がこちらです。
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赤枠のとおり、TrendTrackerは株式会社THEORYが知的財産権を独占的に有する商品と書かれています。
合同会社こころ整理社は、そのライセンスを受けて売っている側です。
規約には「ユーザーは株式会社THEORYとの間において契約当事者とはなりません」とも明記されています。
システムに不満があっても、作っている会社には言えない形になっています。
なお、同じ商号の法人は国税庁のサイトで2社確認できたため、どちらの会社なのかまでは特定できませんでした。
そして、同じTrendTrackerという名前の競馬システムは、別の会社の副業からも案内されていました。
私が2026年8月に調べた株式会社Universeの副業でも、進んだ先に出てきたのは同じ名前のシステムです。
同じ商品を、別々の会社が別々の広告で売っている形になります。
だからこそ、口コミが集まりにくい構造でもあります。
トレンドトラッカーの口コミ・評判は1件も見つからなかった
実際に使った人の声は、探しても見つかりませんでした。
商品名、会社名、責任者の名前、それぞれで検索しましたが、利用者のレビューは0件です。
利用者の声の代わりに読めるのは、運営が自分で書いた説明だけでした。
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見ての通り、答えているのは第三者ではなく運営自身です。
良い評判もあわせて探しましたが、こちらも1件も出てきませんでした。
宣伝目的の記事すら見つからない状態です。
ヤマト 悪い声も良い声も無いというのは、それだけ新しいということでもあります。
代わりに届いているのが、こういう相談です。
無料と書いてあったので登録したんですが、電話がかかってきて、システムの費用の話になりました。
LINE相談者さんより
週2回15分と聞いていたのに、渡されたのは競馬の買い目でした。馬券のお金は自分で出すそうです。
LINE相談者さんより
※相談者さんには許可を得て掲載しています。
似た形の相談は、公的な機関にも届いています。
国民生活センターの情報商材のページには、最近の事例としてこう載っていました。
「在宅ワーク」などと検索して見つけた事業者から、競馬情報サイトで稼げると勧誘されて電子マニュアルの購入と高額なサポート契約をした。借金をして支払ったがやめたい。
国民生活センター「情報商材(各種相談の件数や傾向)」より
同じページによると、情報商材に関する相談は2023年度で6,256件です。
その後も2024年度で4,163件、2025年度で2,623件と続いています。
副業を探していたら競馬に行き着くという流れは、めずらしくないということになります。
「これって同じ形なんじゃないか」と感じたなら、その感覚のまま送ってきてください。
トレンドトラッカーの副業には手を出すべきではない|まとめ
トライアルSTEPとトレンドトラッカーについて調べた内容を、まとめます。
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- 副業の広告だが中身は競馬の情報サービス
- 2023年実績を出すが会社の登記は2025年
- 無料側の表記に所在地と電話番号がない
- 想定収益どおりでも構築費は回収できない
- 10日プランは3日で解約を決める必要がある
以上から、トレンドトラッカーには手を出すべきではありません。
会社が実在し、申し込みページ側の表記がそろっている点は、正当に評価できます。
隠したまま集めているだけの話ではありません。
ヤマト 私が引っかかるのは、無料のうちに見せている数字と、払う段階の数字が別物なところです。
競馬で増やしたい気持ちを否定するつもりはありません。
ただ、馬券は自分で買えるので、247万5,000円を先に払う理由がないだけです。
私は、当たる買い目を配れるわけではありません。
ただ、自分の手で回してみて、何ヶ月も続けられたものなら、いくつか話せます。
「構築費を払う前に、他の選び方も見ておきたい」
「電話で押し切られて申し込んだ」
どちらの方も、いま止まっている場所を書いて送ってください。
私も昔、無料という言葉につられて、同じような場所に自分の連絡先を置いたことがあります。
そこから抜けるまでに、ずいぶん遠回りをしました。
いま急ぎの用がない方は、友だち追加だけで構いません。
調べ終わったものや、私がいま続けているやり方を、そのまま流しています。
ヤマト 「どんな副業やってるんですか」くらいの一言でも構いません。いつでも味方です😊
ひとこと入れてもらえるほうが、その方に合う話を返しやすくなります。

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