こんにちは、ヤマトです。
働けなくなった後のお金を、今のうちに用意しておきたい。
そう思って情報を集めている方は、たくさんいると思います。
今回調べたのは、YouTubeの広告から流れてくる「シンガポール資産家の教え」です。
広告ページには「億単位の『退職金』を手にする」「シンガポール流の出口戦略」と書かれています。
ただ、いくら払えばそれを教えてもらえるのかは、どこにも書かれていません。
そこが気になったので、書かれている中身を一つずつ確かめていきました。
結論として、シンガポール資産家の教えは要注意で、私はおすすめしません。
すでに登録してしまった方も、迷っている方も、この記事を読んでから決めてください。
ヤマト 「スキルがない」「初心者だから不安」そんな方でも安心できるよう、稼ぐための具体的な情報を共有中です😊
投資でもお金のことでも、気になることがあればLINEで気軽に聞いてください。
シンガポール資産家の教えは怪しい?|結論
詐欺だと決めつける材料はありませんが、怪しいと言われるだけの根拠は揃っていました。

理由は大きく3つです。
- 広告に料金が一切ない
- 払った後は返金しないと明記
- 運営元の実体が確認できない
学ぶ対象になっている債券投資そのものは、実在する普通の資産運用です。
年利5%から10%という数字も、ドル建ての債券なら特別おかしな水準ではありません。
だから私は、利回りが高いから怪しいという叩き方はしません。
引っかかったのは、そこではありませんでした。
33万円を返金なしで払わせる相手なのに、その相手が誰なのかを確認する手段がないことです。
会社の登記も、責任者の氏名も、講師の実績も、私が調べた範囲では裏が取れませんでした。
ヤマト 学ぶことにお金を払うのは悪いことではありません。
問題は、払う相手の正体がわからないまま、返ってこないお金を渡すことになる点です。
私自身、副業や投資で何度も遠回りをしてきました。
そのほとんどが、中身より先に勢いで決めてしまった時のものです。
だからこそ、迷っている段階で誰かに一度話してほしいと思っています。
副業や投資のこと、お金の不安なら何でも構いません。
シンガポール資産家の教えとは?中村健が案内する退職金戦略
開業医には退職金がないという不安から入り、資産を育てるレバレッジを教えると案内する広告です。

広告ページは、まず読者の不安を丁寧になぞっていきます。
勤務医と違って開業医には退職金がない。
経営者保険も使えなくなった。
年金は10分の1になる覚悟がいる。

そして70歳を過ぎても働き続ける院長は、周りから憐れまれていると書かれています。
そのうえで、同じ開業医でも引退と同時に億単位のお金を手にする人がいる、と話が展開します。

違いは何かというと、若いうちに仕込んでいたかどうかだそうです。
では何を仕込むのか。
答えとして出てくるのが、時間を味方につけたレバレッジという言葉です。

ここが引っかかりました。
レバレッジが何を指すのか、広告ページには最後まで書いていません。
一番知りたい部分だけが、メールアドレスと引き換えになっているわけです。
要するに、中身の説明はまだ何もされていない状態です。
ヤマト 不安の話は長いのに、肝心の中身の話が一行もないのは不自然ですよね。
とはいえ、外から眺めただけで否定するのはフェアではありません。
なので、この先に何があるのかを順番に追いかけました。
シンガポール資産家の教えに登録するとどうなる?
メールアドレスだけを入力させて、その先で公式LINEの登録に案内する流れでした。

フォームを確認すると、必須なのはメールアドレス1つだけでした。
名前も電話番号も聞かれません。
なお私は、送信ボタンは押していません。
送信した後に開くページのアドレスが、広告ページの中に書かれていたからです。
そのページを開くと、待っていたのはLINEの登録案内でした。

「シンガポール流の退職金の作り方」は、LINEで送ると書かれています。
そしてこのページには、LINE登録者向けの特典が並んでいます。

「他人のお金を利用して利息を生み出すノウハウ」。
「日本人は知らないプライベートバンク流節税対策」。
「イーロンマスクのAI事業に合法的に関わる方法」。
ここまで来て、ようやく債券やプライベートバンクという言葉が出てきます。

つまり広告ページで伏せられていたレバレッジとは、ドル建ての債券のことでした。
実は私のLINEにも、この広告についての相談が届いています。
開業医向けと書いてあるが自分は会社員でも大丈夫なのか、という内容でした。
答えとしては、教えている内容は開業医専用のものではありません。
後で説明しますが、同じ講師が経営者向けにも同じ話をしています。
ここまでは、まだ1円も払っていません。
問題は、この先でいくら請求されるのかです。
シンガポール資産家の教えの参加費と支払いプランを調べた
販売ページには、オンライン学習コースが33万円と書かれていました。
特定商取引法(ネット販売のルール)のページに、販売URLが書かれています。
そこに書かれていたアドレスを開いてみました。
着いたのは、Millennium Private Clubという名前の販売ページです。

参加費は1000万円でも安い、でもオンライン学習コースだから33万円にする、という書き方です。
支払い方法は4つ用意されています。
| 支払い方法 | 金額 |
|---|---|
| カード一括払い | 33万円 |
| カード3回払い | 月11万円 |
| カード6回払い | 月6万円 |
| カード12回払い | 月3.3万円 |
ここで大事なのは、33万円が高いか安いかではありません。
その33万円を、教わった方法で取り返せるのかどうかです。
そこで、販売ページに書かれている数字だけで計算してみました。
販売ページには、この債券は最低1000ドル、つまり15万円程度から買えると書かれています。
そして年利7%で運用すれば10年で資産が倍になる、とあります。
15万円を年利7%で回した場合、1年で入る利息は約1万500円です。
受講料の33万円を利息だけで取り返そうとすると、単純計算で31年かかります。
授業料の元を1年で取ろうと思えば、約470万円を年利7%で回し続ける必要がある計算です。
ヤマト 少額から始められますと書きながら、少額で始めた人ほど元が取れない構造です。
もちろん、まとまった資金がある方なら話は変わります。
ただ、億単位の資産をすでに持っている方が、33万円のオンライン講座で学ぶでしょうか。
そこは正直、腑に落ちませんでした。
そして販売ページには、一括払いの人だけがもらえる特典も用意されています。

ドルを預けるだけで年利18.6%がつく口座がある、という内容です。
預けるだけで年利18.6%は、私が知る限りどこの銀行にもありません。
しかも、その口座がどこの何という商品なのかは書かれていません。
名前が出ていないので、本当かどうか確かめようがない状態です。
ヤマト 債券の年利5%から10%は現実的なのに、この特典だけ数字が浮いています。
「この金額を払って大丈夫か」と迷った時点で、それはもう答えが出ていると思います。
払う前に一度、私に状況を聞かせてください。
この講座のことでも、他で見かけた投資の話でも、ざっくりした相談で構いません。
シンガポール資産家の教えの期間限定はいつからあるのか
今だけと書かれた文章は、少なくとも2年前から同じ文面のまま置かれています。

見てください。
「今だけです」の直後に、「2024年の後半には金利は下がりだそうとしています」と書いてあります。
今は2026年です。
ヤマト 2024年の後半に下がると言っていた話が、まだ今だけとして売られています。
このページの著作権表示も2024年のままでした。
つまり、急がせる文章だけが2年前のまま放置されているということです。
急かされる理由が2年前の話なら、急ぐ必要はありません。
もう一つ気になったのは、販売ページの申し込みボタンが表示されない設定になっていたことです。
ボタンは中に置かれているのに、公開画面では出てこない状態でした。
そのため、今はこのページから直接申し込む形にはなっていないようです。
おそらくLINEの中で個別に案内する形に変わっているものと見られます。
だからこそ、LINEで案内された金額が33万円と同じとは限りません。
そこは、私が確認できなかった部分として正直に書いておきます。
シンガポール資産家の教えの口コミ・評判は?
利用者の声として確認できたのは、販売ページに載っている体験談だけでした。

やっぱり実際に使った人の声は気になりますよね。
ネットを探しましたが、受講した方が自分の言葉で書いた感想は1件も見つかりませんでした。
見つかるのは、販売ページに載っている8件の体験談だけです。
その8件は、すべてイニシャルと職業と年齢だけで書かれています。
月50万円以上の利息が入る、働く時間が半分になった、といった内容です。
ここで一つ、LINEでいただいた情報を紹介します。
YouTubeの広告から登録しました。LINEでは債券の動画が何本も送られてきて、内容は悪くないと感じています。ただ最後に個別相談を勧められて、そこで金額の話になると聞いて怖くなりました。
LINE相談者さんより
※相談者さんには許可を得て掲載しています。
送られてくる動画自体は悪くない、という感想でした。
その方が不安になったのは、内容ではなく、金額の話が個別で出てくると知った時です。
もう1件、こんな相談も届いています。
資産を守りたくて登録したのですが、途中から節税や海外口座の話が増えてきて、自分が求めていたものとずれてきた気がします。今さら聞きにくくて放置しています。
LINE相談者さんより
聞きにくくて放置する。
これが一番よくない状態です。
ヤマト 断りにくいと感じたら、それは相手のペースになっている合図です。
一人で判断しないでほしいと思う理由が、まさにここにあります。
シンガポール資産家の教えの講師・中村健の経歴を調べた
広告に書かれている経歴を裏づける情報は、私が調べた範囲では見つかりませんでした。

書かれているのは、資産活用の専門家という肩書きです。
京都大学および大学院卒、シンガポール在住10年以上、二児の父。
複数のプライベートバンカーをブレーンに持つ、とあります。
ただ、どこの会社で、いつ、何を運用してきたのかは一行も書かれていません。
そして掲載されている写真がこちらです。

首から下しか写っていません。
資産を預ける相手の顔が、どこにも出てこないわけです。
ヤマト 億単位の資産の話をする人の写真が、スーツの胴体だけというのは珍しいです。
もう一つ気づいたことがあります。
先ほどの販売ページにも、同じ中村健さんの紹介が載っています。
そちらでは「主に富裕層の経営者や医師をクライアントに持ち」と書かれていました。
一方、開業医向けの広告ページでは「主に富裕層の開業医をクライアントに持ち」に変わっています。
在住年数も、販売ページは12年、広告ページは10年以上と書き方が違いました。
嘘だと言い切るつもりはありません。
ただ、読み手ごとに肩書きが変わる経歴を、確かな実績として受け取るのは難しいと思います。
シンガポール資産家の教えの運営元・中村ウェルスマネジメントを調査
販売者名に法人格がなく、住所はアメリカ、責任者の氏名は書かれていませんでした。
運営元の情報は気になるところですよね。
特定商取引法のページを開くと、こう書かれていました。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売者名 | 中村ウェルスマネジメント |
| 所在地 | アメリカ デラウェア州 ニューアーク |
| 電話番号 | 050-1725-0510 |
| 運営責任者 | 記載なし |
| 販売価格 | 各商品の案内ページを参照 |
まず、販売者名に株式会社も合同会社も付いていません。
シンガポールという言葉が前面に出ていますが、住所はアメリカのデラウェア州でした。
ヤマト シンガポール流と言いながら、書かれている住所はアメリカなんですね。
そこで、国税庁の法人番号公表サイトで「中村ウェルスマネジメント」を検索してみました。

該当するデータが存在しません、と表示されました。
日本の法人としての登記は、確認できないということです。
そして特商法で表示が義務づけられている運営責任者の氏名が、どこにも見当たりません。
特定商取引法の第11条では、広告に事業者の氏名や住所などを表示するよう定められています。
広告ページの一番下にも、中村ウェルスマネジメントという表記だけが置かれていました。

そのうえで、返金についてこう書かれています。

商品の性質上、返金対応はできかねます。
33万円を払った後に中身が期待と違っても、この記載どおりなら戻ってきません。
払う相手の登記も責任者も確認できず、返金もない。
この3つが重なった時点で、信用性はかなり低いと私は判断しました。
シンガポール資産家の教えは金融庁に登録があるのか?
金融庁が公表している事業者一覧に、中村ウェルスマネジメントの名前はありませんでした。

投資の話をする以上、ここは確認しておきたいところです。
金融庁の免許・許可・登録等を受けている事業者一覧で、公表されている金融商品取引業者のデータを確認しました。
そこに並ぶ2,000件を超えるデータを一つずつ検索しました。
中村ウェルスマネジメントもMillennium Private Clubも見当たりません。
ヤマト 知識を教えるだけなら登録は必要ないので、これだけでは問題とは言えません。
ただ、販売ページには気になる一文がありました。
「これもプログラムの中で具体的な銘柄を公開しています」と書かれている部分です。
お金を受け取って具体的な銘柄を伝える行為は、内容によっては登録が必要になる領域に入ります。
どちらなのかを判断する材料が、外からはまったく見えません。
国民生活センターにも、もうけ話をきっかけにした相談が数多く寄せられています。
同じように、無料の入り口から高額な講座へ繋がる流れは他にもあります。
以前調べた投資の達人講座も、無料の動画から有料スクールへ案内される仕組みでした。
料金が広告のどこにも書かれていない点では、ハナミラの女性向け投資講座とまったく同じ状態です。
シンガポール資産家の教えは手を出すべきではない|まとめ
シンガポール資産家の教えを調べた結果をまとめます。

- 広告に料金の記載が一切ない
- 販売ページの参加費は33万円
- 特商法に返金しないと明記
- 運営元の登記も責任者も不明
以上から、シンガポール資産家の教えには手を出すべきではありません。
債券で資産を育てること自体は、まっとうな考え方です。
ただ、それを学ぶ相手として、この運営元を選ぶ理由が見つかりませんでした。
ネットで学べる情報は、この数年で一気に増えました。
同時に、確かめようのない肩書きで高いお金を集める人も増えています。
見分けるには落ち着いて判断するしかありませんが、将来が不安な時ほど判断は鈍ります。
ヤマト だからこそ、怪しいものに手を出す前に、まずは私を頼ってください。
老後の備えを作りたい、働き続けないといけない不安を減らしたい、家族にお金の心配をさせたくない。
皆さんのその想いに、私が全力で力になります。
気軽にメッセージを送ってください、なんでも大丈夫です。
私は今でこそ副業だけで生活できていますが、ここに来るまでに何度も失敗しました。
気になるものがあれば自分で登録して確かめ、稼げなければまた次を調べる。
正直、人の何十倍も遠回りをしてきたと思っています。
でも、その遠回りがあったから、中身のある情報とそうでない情報の差がわかるようになりました。
LINEでは、私が実際に調べて安全性と収益性を確認できた情報だけを共有しています。
「自分に合うものが知りたい」「まとまったお金は使いたくない」といった話も歓迎です。
ヤマト 些細なことでも遠慮なく聞いてください!
33万円を払う前の今なら、まだ何も失っていません。
いつでも味方ですので、LINEでお待ちしています。

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