こんにちは、ヤマトです。
今回は、NHKのニュースサイトそっくりのページで紹介されているGrovestion(グローベスチョン)という投資の話を調べました。
ユニクロの柳井正氏がインタビューに答えて、AIが仮想通貨を自動で売買してくれる、と書かれているページです。
私のLINEにも「NHKが取材した投資だと書いてあったので、本物だと思って登録しかけた」という相談が届いていました。
そこで広告ページから登録先のサイト、運営元の番号まで、ひと通り自分の手で確認してみました。
Grovestionは、柳井正氏とNHKの名前を無断で使ったなりすまし広告と見られ、手を出すべきではありません。
またLINEでは、「この投資は大丈夫なのか」といった不安にお答えしています。
あわせて、私が実際に検証して安全性を確認できた副業や投資の情報も共有中です。
ヤマト 知っている企業の名前が出てくると、それだけで安心してしまいますよね
Grovestionは詐欺?NHKを装った広告を調べた結論

Grovestionは詐欺の疑いが強く、登録も入金もするべきではありません。
理由は、はっきりしています。
- NHKと柳井正氏の名前を無断で使っている
- 登録先の事業者番号が国税庁に存在しない
- 広告に海外の別人の名前が残っている
- 誰がお金を運用するのかの説明がない
ヤマト 公共放送と日本を代表する経営者、その両方の名前を勝手に借りている時点で、信用性はゼロです
順番に、実際の画面を見ながら説明していきます。
私自身、副業や投資で何度も失敗して、人の何十倍も遠回りしてきました。
だからこそ、お金を出す前に立ち止まれるかどうかで結果が変わることを、身をもって知っています。
この広告のことでも、他の投資やお金の不安でも、いつでも私を頼ってください。
Grovestionとは?柳井正の名前で仮想通貨の自動売買を謳う投資話
Grovestionは、AIが仮想通貨を自動で売買して利益を出すと謳っているプラットフォームです。

広告には「この特別なプログラムを導入したのは、優れた実業家であり投資家でもある柳井正氏です」と書いてありました。
柳井正氏は、ユニクロを展開するファーストリテイリングの会長兼社長です。
実在する日本トップクラスの経営者の名前が、いきなり出てくるわけですね。
仕組みの説明は「安い市場で買って高い市場で売る」という価格差を狙ったもの、と書かれています。
要するに、同じ通貨の値段が取引所ごとに違うので、その差額をAIが取ってくるという話です。
読んでいて引っかかったのは、自分のお金がどこに置かれるのかが一言も出てこないことでした。
どの取引所を使うのか、資金を預ける先はどこの会社なのか、その説明が最後までありません。

代わりに置いてあるのが、この「潜在的な利回りを計算する」というフォームです。
金額と日数を入れると予想利益が出る作りですが、その数字の根拠はどこにも書かれていません。
何にお金を投じるのかわからないまま、増える金額だけが先に見える。
投資で一番大事な部分が、まるごと空白なんです。
GrovestionのNHK風の広告ページはなりすまし
このページで最初に確認すべきなのは、投資の中身より「これは本当にNHKなのか」という点です。
答えは、NHKではありません。

見ての通り、NHKのロゴも、NHKプラスも、受信料の窓口も、ニュースジャンルのメニューもそっくり並んでいます。
日付まで入って、いかにも今日のニュースという顔をしています。
ですが、このページのアドレスは bizlegalpro.pro という、NHKとは何の関係もないものでした。
NHKの本物のニュースは nhk.or.jp から始まるアドレスで配信されています。
デザインだけを真似して、報道機関が報じたように見せているページということですね。
ページの下の方には、ソーシャルランキングや地域ニュースの一覧まで作り込まれていました。
そこまで手をかけて似せているのは、読者に「報道された情報だ」と思わせることが目的だからでしょう。
こうした手口は、この投資話に限った話ではありません。
以前調べたクラチェーンAIという投資も、報道番組と新聞社を装った偽のニュースで人を集めていました。
作りがそっくりで、同じ型から出てきたものだと感じます。
Grovestionの柳井正インタビューは実在するのか
広告の中心にあるのは、NHKの取材班が柳井正氏に話を聞いた、という体のインタビューです。

「NHK:」「柳井氏:」と交互に並ぶ、完全なインタビュー記事の形です。
結論から言うと、柳井正氏がこの投資に関わっている事実は確認できず、名前と肩書きを無断で使われた側だと見ています。
根拠があります。
ファーストリテイリングは公式サイトで、悪質なウェブ広告に関するお知らせという注意喚起を出していました。
そこにはこう書かれています。
この広告は、弊社社長である柳井正とは一切関係がなく、虚偽の内容を含んでおります。
ファーストリテイリング「悪質なウェブ広告に関するお知らせ」より
新聞記事や動画を装った広告が出回っていて、絶対にクリックしないでほしい、という内容でした。
ヤマト 名前を使われている本人の会社が「一切関係がない」と言っているわけですから、これ以上の答えはありません
インタビューの中身も、読めば読むほど不自然でした。

自分でも使っていて月におよそ369万円の収益がある、と語っている場面です。
ファーストリテイリングの経営者が、月369万円の副収入を嬉しそうに語る。
正直、普通にあり得ない話です。

登録者を1,200人に制限していて、すでに700人が参加している、という話も出てきます。
日本中の借金を完済できるチャンスだと大見出しで謳っておきながら、枠は1,200人しかない。
広告の見出しと、インタビューの中身が噛み合っていません。
なお、マツコ・デラックスさんや黒柳徹子さんの名前を使った別のバージョンも出回っていると聞いています。
私が確認できたのは柳井正氏のバージョンでしたが、顔と名前だけを差し替えて同じ話を配っているのだとしたら、誰が出てきても中身は同じです。
有名人の名前を借りる手口は、タモリさんの名前を悪用したRonevakiでも同じでした。
Grovestionに登録するとどうなる?申し込みフォームを確認した
ここは正直にお伝えします。
私は入金まではしていません。
詐欺の疑いが強いとわかっているものに、自分でお金を振り込んで相手の資金にしてしまうわけにはいかないからです。
その代わり、申し込みの入口がどうなっているかは、自分の目で確認しました。

広告ページの下にあるのが、この登録フォームです。
聞かれるのは名前・苗字・メールアドレス・電話番号の4つだけでした。
投資の話なのに、リスクの説明も、規約への同意も、何もありません。
ヤマト 連絡先を4つ入れるだけで参加できてしまう投資が、まともなわけがないですよね
そして、この電話番号こそが本命だと見ています。

ページにはこう書かれていました。
登録が完了すると、すぐに専任の担当者から電話がかかってきます。
Grovestionの広告ページより
さらに、「表示される番号に関係なく必ず応答してください」という一文まで添えてあります。
知らない番号でも出ろ、ということです。
普通のサービスは、こんなお願いをしません。
相手が誰かわからない電話に出させることが前提になっているのが、この投資話の入口です。
私のLINEにも「フォームに登録した翌日から、知らない番号の電話が何度も鳴るようになった」という相談が届いています。
広告のボタンに残っていた別人の名前
ここが、私がこの広告を調べていて一番おかしいと思った部分です。

赤い枠のところを見てください。
登録フォームのすぐ上にあるボタンには、「マーク・カーニーのプロジェクトに応募する」と書かれていました。
マーク・カーニーは、カナダの政治家です。
ここまで柳井正氏の話をさんざん読ませておいて、押すボタンは別の国の別人のプロジェクト。
ヤマト 差し替え忘れですね。海外で使っていた同じ広告の型を、日本向けに名前だけ変えて使い回している証拠です
つまりこの広告は、柳井正氏のために作られたものですらないということです。
国ごとに、その国の有名人の名前を差し替えて配っている。
マツコ・デラックスさんや黒柳徹子さんのバージョンがあるという話とも、きれいに繋がります。
これは、柳井正氏を騙った1回限りの広告ではなく、量産されている型です。
Grovestionの料金と返金保証の中身を確認
ここからが、お金の話です。

最初に入れる金額は、3万1,000円と書かれていました。
金額そのものは、正直そこまで高くありません。
ここが、この手口のうまいところだと思います。
数十万円なら躊躇する人でも、3万円なら「試すだけ試してみるか」と手が出てしまう。
ヤマト 金額が安いから安全、ではありません。入口が低いから踏み込みやすい、というだけです
そして、そこから先の数字が問題です。

広告では、NHK取材班が自分で試したことになっています。
3万1,000円を入れたら初日で6万8,000円を超え、6日後には残高が63万1,000円になったと書かれています。
成功率は97%で、純利益は60万2,000円だったそうです。
6日で20倍です。
6日で資金が20倍になる運用が本当にあるなら、誰も働いていません。
しかも成功率97%という数字に、取引の回数も、1回あたりの損益の記録も添えられていません。
検算しようにも、材料が1つも出ていないんです。

その横に置かれているのが、この「残り9枠」という表示です。
さっきのインタビューでは1,200人中700人が参加、つまり残りは500枠あったはずでした。
同じページの中で、数字が合っていません。
ヤマト 残り9枠という数字は、急がせるための飾りでしょう。ページを閉じさせないためだけの表示です
返金についても書いてありました。
満足できなければ入金額を全額返金する「満足保証」がある、という説明です。
ですが、誰がその返金に応じるのか、どこに申請するのか、期限はいつまでなのかが書かれていません。
返す相手の名前がない保証は、保証ではありません。
私のLINEにも「3万円くらいなら勉強代だと思って入れてみようか迷っている」という相談が届きました。
その3万円が惜しいのではなく、電話番号を渡した先で何を言われるかが心配なんです。
「これは大丈夫なのか」と迷った時点で、振り込む前に一度声をかけてください。
一人で決めるより、一緒に確認したほうが早いですし、確実です。
Grovestionの登録先KairoMaxPathの運営情報を調査
お金を出す相手が誰なのかも、当然調べました。
Grovestionの登録先として案内されているのが、KairoMaxPath(カイロマックスパス)というサイトです。

開いてみて、まず言葉を失いました。
仮想通貨の自動売買の話は、どこにもありません。
書いてあるのは「ビジネス課題対応AIトレーニングプログラム」、つまり企業向けのAI研修サービスの話でした。
広告ではAIが仮想通貨を売買して1日86万円以上になると謳っておきながら、登録先は研修会社の顔をしている。
ヤマト 入口と中身がまるで別物です。看板を掛け替えて、実態を見えなくしているとしか思えません
運営情報として書かれていたのは、以下の通りです。
| 項目 | 記載内容 |
|---|---|
| サイト名 | KairoMaxPath |
| 所在地 | 愛知県安城市城南町2丁目5番地9号 |
| 電話番号 | +817054807734 |
| メール | info@kairomaxpath.club |
| 事業者番号 | 4966389006087 |
会社名がありません。
「KairoMaxPath」というサイトの名前だけで、どの法人が運営しているのかが最後までわからないんです。
電話番号も、+81から始まる国際表記のまま置いてありました。
日本向けに直せば070から始まる携帯電話の番号です。
事業者番号を国税庁で検索した結果
そして、ここが一番はっきりした部分です。

赤枠の中の4966389006087が、事業者番号として書かれている13桁の数字です。
日本の法人番号は13桁なので、私はこれを国税庁 法人番号公表サイトで実際に検索してみました。
返ってきたのは、この一文でした。
対象の法人番号は存在しません。番号をお確かめのうえ、入力してください。
国税庁 法人番号公表サイトの検索結果より
存在しない番号が、事業者番号として堂々と載せられていました。
ヤマト 番号があるから安心、ではなく、番号があるように見せているだけでした。ここは自分で調べないと絶対に気づけない部分です
数字が13桁並んでいれば、たいていの人は「登記されている会社なんだな」と思ってしまいます。
私も検索する前は、実在する別の会社の番号が使われている可能性を考えていました。
そのどちらでもなく、そもそも実在しない番号だったというのが結果です。
しかも、これは打ち間違いですらありませんでした。
法人番号は13桁のうち、先頭の1桁だけが特別な役割を持っています。
残りの12桁を決まった式で計算すると、その答えが先頭の1桁と必ず一致する仕組みです。
番号そのものに、検算の仕掛けが組み込まれているということですね。
そこで4966389006087を実際に計算してみると、先頭は9でないと辻褄が合いませんでした。
でも、実際に載っているのは4です。
どこかの会社の番号を写し間違えたのではなく、最初から番号として成り立たない数字を並べているだけでした。
金融庁の登録と講師陣について
他人からお金を預かって運用し、利益を還元すると謳うなら、金融商品取引法 第29条で内閣総理大臣の登録が必要と決められています。
そこで金融庁が公表している無登録業者の一覧も確認しました。
GrovestionもKairoMaxPathも、この一覧には載っていませんでした。
ただし、載っていないから安全、ということでは全くありません。
まだ警告が出されていないだけ、という可能性のほうが高いです。
現に、広告にも登録先のサイトにも、金融商品取引業の登録番号はどこにも書かれていませんでした。

講師陣として、3人の顔写真も出ています。
ただ、載っているのは名前と肩書きだけでした。
どこの会社で何年働き、どんな実績があるのか、経歴が一行もありません。

問い合わせフォームの中身も確認しましたが、聞かれるのは名前とメールアドレス、受けたい研修の種類だけです。
私のLINEには「サイトに書いてある電話番号にかけたけれど、誰も出なかった」という相談も届いています。
Grovestionの口コミ・評判は?
実際に使った人の声は、やっぱり気になりますよね。
「Grovestion」「グローベスチョン」「KairoMaxPath」と、いくつもの言葉で調べました。
結果、稼げたという利用者の声は1件も見つかりませんでした。
それどころか、この名前で検証している人も、被害を語っている人も、ネット上にはまだ誰もいません。
ヤマト 口コミがないのは、まだ広告が配られ始めたばかりだからでしょう。これから増える側の話です
その代わり、広告ページの中には口コミがたっぷり載っていました。

「7分前」「24分前」と、いま書き込まれたばかりに見えるコメント欄です。
中身を読むと、「担当者から電話が来て、初めての利益が振り込まれた時には、疑いは全部なくなりました」といった具合。
しかも面白いことに、「これ、ただの日本版MMMじゃない?」という疑う声まで用意されていて、その下で別のユーザーが丁寧に否定してみせます。
疑う人まで台本に入っているということですね。
さらに、あるコメントには「1万人限定なのが残念」と書いてありました。
本文は1,200人限定です。
コメントを書いた人は、この記事を読んでいないことになります。
その一方で、私のLINEには実際の相談が届いています。
ニュースで柳井さんが薦めていたので信用しました。名前と電話番号を入れてしまったのですが、これは大丈夫でしょうか。
LINE相談者さんより
※相談者さんには許可を得て掲載しています
母が「NHKでやっていた投資」だと言って聞きません。偽物だと説明しても、ニュースサイトにしか見えないみたいで困っています。
LINE相談者さんより
国民生活センターも、著名人になりすまして投資に誘う手口について注意喚起を出しています。
そこでは、SNSをきっかけに著名人を名乗る相手から勧誘される相談が、2022年末の9.6倍に増えたと公表されていました。
いったん振り込んでしまうと、お金を取り戻すのは非常に難しいとも書かれています。
「自分だけが引っかかりそうになった」と、抱え込まないでください。
同じ相談は、本当にたくさん届いています。
Grovestionには手を出すべきではない|まとめ

Grovestionを調べてわかったことを、まとめます。
- NHKと柳井正氏の名前を無断で使っている
- 事業者番号は国税庁に存在しない番号だった
- ボタンにカナダの政治家の名前が残っている
- 登録先は仮想通貨と無関係のAI研修サイト
以上から、Grovestionには手を出すべきではありません。
柳井正氏もNHKも、マツコ・デラックスさんや黒柳徹子さんも、名前と信用を勝手に使われている側です。
安心して資産を増やしたいなら、この入口をくぐる必要はどこにもありません。
もし名前と電話番号を入れてしまったとしても、まだお金を出していないなら間に合います。
知らない番号からの電話に、無理に出る必要はありません。
ネットビジネスの世界は、年々大きくなっています。
その一方で、本物そっくりの看板を掲げてお金を集める広告も、同じ速さで増えているのが現実です。
見分けるには冷静さが必要ですが、生活に余裕がない時ほど、その冷静さは削られてしまいますよね。
ヤマト だからこそ、一人で判断しようとせずに、まずは私を頼ってください
生活に余裕を持ちたい、将来の不安を減らしたい、家族に楽をさせたい…
皆さんのその想いに、私が全力で力になります。
友だち追加した後は、一言でいいので、今の状況や気になっていることを送ってくださいね。
ざっくりとした相談でも構いません。
私は今でこそ副業だけで生計を立てられていますが、ここまで来るのに何度も失敗してきました。
気になるものがあれば自分で登録して確かめ、ダメならまた次を調べる。
正直、人の何十倍も遠回りしてきたと思っています。
でも、その遠回りがあったから、本物の看板と、借りてきた看板の違いがわかるようになりました。
LINEでは、私が検証して収益性と安全性を確認できた情報だけを共有しています。
「有名人が出ている広告を見たけれど、信じていいのか知りたい」
「スマホでできる範囲で、少しずつ増やしたい」
など、一人ひとりの状況に合わせてお話ししています。
ヤマト 些細なことでも遠慮なく聞いてください!いつでも味方です😊
あなたからのメッセージを、LINEでお待ちしています。

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